臨床メモ:自主トレの考え方

臨床メモ
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訪問リハビリの業務をされている方にとって、難しいとされることの1つに「自主トレメニューを考える」というのがあります。

難しいとされる理由の1つに自主トレといっても様々なパターンがあるからです。

  • 利用者様にとって安全なレベルの自主トレにとどめたり
  • 家族様と一緒に出来る内容を考えたり
  • デイサービススタッフと密に連携し、トレーニングメニューを考えたりします

利用者様の環境を考えて、より良い日常生活が過ごせるように、取り組んでいくのも訪問リハビリのお仕事だと思います。

そんな自主トレの意義と、STの自主トレについてお話させていただきます。

こんな人向け
・訪問リハビリのお仕事をされる予定の方
・訪問リハビリに興味がある方
・STの自主トレに興味がある方

自主トレの考え方

訪問リハビリでは利用者様自身で自主トレしてもらうことを推奨しております。

理由は単純明快。

訪問リハビリで関われる時間が少ないからです。

訪問リハビリの頻度は1日40分が週3日、週合計で120分だけなのです。

その時間だけで環境を調整して訓練して日常生活が送りやすくなるようにしていくのはかなり厳しいと思われます。

そのため効率的な自主トレをしてもらって訓練効果を上げていく必要があるのです。

機能の改善を目的に図る訓練

訓練効果を高めるため「機能の改善を図る」という考え方があります。

STでは「嚥下機能」「口腔機能」「構音」が挙げられます。

口周りやのど周りの機能を上げるためにお口の体操や舌運動、ブローイング練習など本人様にとって苦ではなく、かつ取り組みやすい内容にしていくことが多いです。

どうしても週合計120分の時間で機能訓練だけでは改善が見込みにくいです。

そのため、自主トレに機能訓練をしてもらうことで次の活動に繋がる訓練をリハビリ時間中に行うことが出来たりします。

ST自主トレ例

嚥下機能

  1. 呼吸練習:深呼吸体操 腹式呼吸 シルベスター法 最長呼気持続時間 吹き戻し 風車
  2. 発声練習:最長発声持続時間 歌唱
  3. 口腔体操:下顎運動 口唇運動 舌運動
  4. 構音練習:あいうえお文 あいさつ文
  5. 言語練習:絵カード訓練
  6. 嚥下練習:ペコパンダ

言語練習

上記のような訓練に加えて書字を促す訓練や呼称や書称訓練を取り入れております。

書字の訓練として「日付・名前・住所・年齢・生年月日」など本人様にとって馴染みの深いものを用意しておくと良いと思います。

書称内容は「絵カード」提示し、場合によっては語頭音ヒントなどを加えることもあります。

また、上記の記事もご参考にいただければ幸いです。

嚥下練習

嚥下練習の1つとして「ペコパンダ」を使った訓練があります。

上記記事もご参考にしていただければ幸いです。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

STの自主トレについて軽くお伝えしていきました。

本人様のキャラクターによってはなかなか自主トレに結びつかなかったり、リハビリをしてもらって安心感だけ得る家族様などへ対応していくのは難しい場合があります。

少しずつコミュニケーションをとっていき関係性を築き、本人様家族様に頼られるセラピストを目指してほしいと思います。

その何かの参考になれば幸いです。それでは!

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