
トロミが必要な患者様。
この方に適切なトロミの状態で提供してほしいけれど、どのように伝えたらいいだろうか?
病院でトロミ飲料を作っているのは誰が?
どのように作っているのか?
トロミの濃さは3段階
「学会分類2021(とろみ)に基づく各種使用目安量一覧」でも
- 薄いトロミ
- 中間のトロミ
- 濃いトロミ
の3段階で表示されています。
特に様々なトロミ剤の目安の量も記載されているためとても便利ですね。
ですが、詳しい情報を提示するのは丁寧ですが、作る側としては不要です。
下記の表のように簡略化しているとより伝わりやすいですね。

(トロミ①~③)は、コップに記載するトロミの濃さを指します。
例であって『薄 中 濃』などのマークでも良いかもしれません。
これを作っておいたり、もう少しわかりやすい表にするのも良いですね。

と言う風にアレンジするとより使いやすいと思われます。
アレンジしやすいバージョンはこちら

サイズは一応A4で印刷(横)しやすくなっております。
下線には数字を入れて使用してください。
必要なトロミの量は、トロミ剤によって微妙に違うので、計算して記入をお願いいたします。
在宅でトロミ飲料を作っているのは誰か?
伝達する時のポイントとして
を上げさせていただきました。
使いやすければ毎日出来ますし、作りやすさも重視したいと思います。
トロミ剤なんて入れてかき混ぜるだけという話ですが、少しでも手間が無くなると良いですね。
特にかき混ぜるための泡立て器など、使用すると洗うのが大変です。
普段使う容器が洗いやすく、作り置きのしやすさも考えるとなると……。
これらを踏まえて100円ショップへ行ったところ、ダイソーでこんなものを発見しました!
商品名は『ウォーターポットスリム』です!

長さはおおよそ31㎝。
冷蔵庫の引戸にちょうど入る大きさですね。
そして口が大きく中までしっかり洗えます。
飲料を入れて、トロミ剤を入れる。
その後蓋をしてシェイクすれば、あっという間にトロミ付き飲料の完成です。
作りやすく、保存もしやすいので便利ですね。
ダイソーで売っているので入手しやすいのもポイント高いです。
難点は容量が記載されていないので、どこまで入っているのかが分かりにくいですね。
そこさえクリアしてしまえば、普段から使いやすく、トロミ飲料作りが楽になると思います。
実際に下記のような作り方パンフレットで指導をしております。
作り方パンフレット

こちらも是非活用していただければ幸いです。

まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
これらのイラストを活用していただき、少しでも業務負担改善が出来ることを祈ります。
それでは!
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