お茶と牛乳とコーヒーにトロミを付けて作り置きしてみた

臨床メモ
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飲み込むことが難しくなった高齢者の人にとって、トロミ剤は大切です。

しかし、全ての飲み物に対してトロミがつくかというとそうでもありません。

例えば「牛乳」ではトロミが付きにくいですし、トロミが付くのに時間がかかる場合もあります。

ではどういった飲み物であればトロミは付きやすいのでしょうか?

実際に付けてみました。

トロミのレベル

トロミのレベルについてお話します。

トロミを付ける際は「薄いトロミ」「中くらいのトロミ」「濃いトロミ」と3種類で大まかに分けています。

あまりトロミを付けすぎるとかえって飲み込みにくくなることもあれば、薄すぎるとトロミの効果が期待出来ません。

そのため高齢者の方一人一人に対して適切なトロミのレベルというのがあります。

今回は「中くらいのトロミ」を想定して作成しております。

そしてトロミ剤の量は「1.5g」→5ccさじ1杯分となります。

作り方条件

お茶の方は冷たいほうじ茶を用意しました。水でだしたお茶となります。

牛乳では低脂肪などの乳製品や乳飲料ではなく牛乳となっております。

コーヒーはインスタントとなっております。粉にお湯をかけて作っております。一度冷蔵して温度はどれも同じ条件となっております。

今回使用する液体の量は100mlで調整しています。

そしてトロミ剤の量は1.5g(小さじ1杯分=5ccさじ1杯分)で使用します。

本来であれば「牛乳」は2度混ぜした方がトロミが付きやすいということがあります。

2度混ぜというのは一度トロミ剤を入れてしっかり混ぜた後5分程置いてから再度混ぜることでしっかりとトロミが付くという手法です。2回目にトロミ剤を追加しなくてもトロミが付く場合が多いです。

しかし、今回は100mlで全て統一しております。

結果

常温保存しておき、30分毎にトロミレベルを確認します。最大で3時間常温保存していきます。

その際、トロミレベルに変化があれば、その時にレンジ700Wで1分加熱します。

温めなおした際のトロミ具合を確認していきます。

考察

お茶について

お茶は30秒ほどかき混ぜると少しずつトロミが付いている感じがしてきます。

30秒でかき混ぜ終えてさらに30秒おくと中くらいのトロミになりました。

トロミ剤を入れてから1分ほどで飲んでもらえるものとなります。

コーヒーについて

コーヒーは1分程かき混ぜましたところでトロミが付いている感じがしてきます。

30秒~1分ほど置いておくと中くらいのトロミになりました。

トロミ剤を入れてから1分~2分後に飲んでもらえるものとなります。

牛乳について

牛乳は1分程かき混ぜてもなかなかトロミがついている感じがしてきません。

5分程置いたところ少しトロミが付いている感じがしてきました。

飲んでもらうためにはかなり時間がかかる印象ですね。

味について

味の方はお茶コーヒー共にわかりやすく、牛乳は乳製品を食べているような印象を受けました。※個人の感想です。

作り置きに関して常温でおいておく場合、特別トロミのレベルが変わることなかったです。

温めなおしに関して、温めるとトロミが大きく変化することはありませんでした。

しかし温めすぎて舌をやけどしてしまう恐れがありますのでご注意ください。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

トロミ剤について色々と知りたかったので少し実験してみました。

患者様や利用者様、そして家族様は敬遠していることが多く、おすすめするにもいろいろな疑問があってそれを解決できないと一歩踏み出せないですよね。

そのために、少しでも疑問を解決し、誤嚥を少なくすることが出来ればより良い生活へ結びついていくのではないかと思います。

その何かのきっかけになれば幸いです。それでは!

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