言語聴覚士(以下:ST)は病気になって言葉が話しにくくなったり、ご飯が飲み込めなくなってしまった人達に寄り添い、サポートするお仕事です。
ご飯が食べられなくなった人に対してのサポートとして、飲み込む力の訓練「嚥下訓練」がありますね。
嚥下訓練について学ぶにはどうすればいいか、そんなことのお話をしたいと思います。
本を読んで学ぶ
本で学ぶことのメリットとして4つまとめてみました。
この本の良いところは嚥下訓練を中心に記載されており、図や絵が多くてわかりやすいです。
それだけでなく、最低限必要な「栄養の知識」にとどまらず「カルテの書き方」「報告書の書き方」などの一般常識も記載されている点です。
病院勤務が初めてで右も左もわからない方、特に新人STさんにはおススメの1冊だと思います。
デメリットとして「値段が張る」「勉強会と比べてわかりにくい」「知りたい情報が得られるかどうかがわからない」(立ち読みは除く)です。
勉強会へ参加
勉強会の参加のメリットとしては上記のようなものになります。
規模は数名~数百名と差があります。
規模が大きくなればなるほど一般的な内容となり本の内容と大差なくなる傾向にあるように思います。
規模が小さくなればなるほど、個人的な相談をしやすく、込み入った話、たとえば症例の相談なども気軽に行いやすくなります。
デメリットとしては「自分のペースで勉強できない」「日にちが指定されているため参加が出来ない」などがあります。
しかし、そのデメリットを解決するために「オンライン動画」での勉強会が盛んです。
その場合上記のメリットが失われてしまうこともあります。
論文を読む
論文を読んで勉強するのも1つの手です。
メリットとしては無料で読める書物が意外に多い事と、最新情報に触れられることです。
デメリットとしてはやはり内容が難しいこと、読むのに少し躊躇してしまうことでしょうか。
ただ、本を読む内容と同様「自分のペースで学べる」ため一考の余地ありかと思います。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
各種勉強方法についてお伝えしてきました。
普段からの臨床の悩みなど数多く抱えている人は一度勉強会などに参加してみると良いかもしれません。そのためには本を読み知識を付けるのも良いと思います。
日々の臨床のお役に立てれば何よりです。それでは!
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