リハの新人教育向け:自己効力感を持ってもらうための方法

新人ST向け
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リハビリの資格を取得し、病院や施設などに配属されたリハビリの新人さんは、4月から5月の1ヵ月かけて見学をし、仕事内容を覚えていくと思います。

しかし、リハビリの資格を得たからといってすぐに治療が出来るようになることはないと思います。

新人さんの中には自信が低く「正しく治療出来ないのではないか」「知識不足ではないか」「患者様とうまくやっていけるのか」など心配になっている人は少なくないのではないでしょうか?

そんな方へどのような方法で普段の仕事に自信を持って取り組んでもらえるようになるのでしょうか?

声のかけ方を考える

学校の現場で「なぜダメだったか考えてみて?」といった指導の声かけをしばしば聞きます。

これは「失敗から学び同じ過ちを繰り返さない」ために、こういった声かけの仕方をされていると思いますが、自信などに結びにくい傾向にあります。1)

そこで「成功から学ぶ」方向にシフトしていくことで、自己効力感の増加が期待できます。1)

自己効力感の増加により、多少の失敗に動じず次に取り掛かりやすかったり、動くことにためらいがなくなり、仕事へのモチベーションアップにつながります。

ではどのようにして「成功から学ぶ」ことに誘導できるのでしょうか?

成功から学ぶとは?

1ヵ月の間はリハビリの見学中なので、その間にうまくいった事例を紹介し治療を見てもらいます。

そこで「介入がなぜうまくいったのか?」という声かけをして『成功理由』を考えてもらいます。

「どのようにアプローチしたからホープが叶ったのか」「どういった環境調整をすることで日常生活動作が獲得できたのか」「問題点を明確にしたのはどの評価だったのか」など、考えてもらうことはたくさんあります。

それらの思考結果が、次の患者様へ役立ち、リハビリの質が上がる可能性が高いです。

そして何よりも「成功したのだから今後の役に立つ可能性が高い」という気持ちが、自信しいては自己効力感へと繋がりやすくなると思います。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

日々の新人さんへの教育の中で、声かけを変えることによって自信に繋がることがわかりました。

これは何も新人さんのみならず、2年目の人や3年目の人にも有効ではないかと考えます。次の新人を教育してもらうにあたり、自信を持てる、説得性のあるリハビリ教育の提供することが出来るとより良いですね。日々の生活に役立てていただけると幸いです!それでは!

参考文献
1) 中西良文, 成功/失敗の方略帰属が自己効力感に与える影響, 2004, 教育心理学研究

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