新人ST向け:食事でのムセと排痰による咳の見分け方

嚥下評価
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後輩
後輩

呼吸器疾患のある患者様。

よく排痰や咳をされることが多いけど、食事もそれをされると困る。

誤嚥によるムセなのか排痰による咳なのかいまいちよくわからない……。

先輩
先輩

すごくよくわかる。

見分けがつかないと食形態の見直しとかの判断が付きにくい。

そこで、押さえておきたい3つのポイントについて紹介するよ!

後輩
後輩

3つのポイント?

見分けるための3つのポイント

  1. 喀痰の有無
  2. 本人様への確認
  3. 普段の様子との比較
先輩
先輩

1つずつ見ていきましょう。

喀痰の有無

食事中でもティッシュを渡して痰を排出してもらいます。

口腔内の残渣があれば一緒に出てきてしまいますが、色・および量を確認出来ます。

色が黄色~緑色になっている場合、肺や気管支での炎症が起こっている可能性があります。

そういった現病歴がある人を除けるならば、誤嚥している可能性が浮上します。

本人様への確認

実際に「ムセた」のか「排痰」なのかを尋ねてみます。

認知がある程度保たれていると判断できる人であれば、その言葉を信じても良いと思います。

後はその後の熱計表を確認して誤嚥の有無を確かめます。

とはいえ、嘘をついていたりする場合があります。

今の食事に満足しており、下げられる危険性を感じている場合は、嘘をつくことも考えられます。

そういった場合、次の項目を重視します。

普段の様子との比較

認知症+呼吸器疾患+嚥下障害

をお持ちの方は少なくありません。

そういった場合、ムセなのか排痰による咳なのか判断が付きにくいですが、普段の様子と比較してみていくこともあります。

食事姿勢と机上訓練時の姿勢での比較

車椅子で食事をしている人は、車椅子で机上訓練をしている時の「咳および排痰回数」を確認していきます。

同じ姿勢・同じ手を動かす訓練を同じ時間評価し「咳および排痰回数」にどれだけ差があるかを見ていきます。

PTさんOTさんとの連携

そういった机上訓練や歩行訓練で詳しいのはPTさんOTさんです。

彼ら彼女らと連携し、咳と排痰回数の差を見ていきます。そこで何日も「食事時に明らかに咳が多い」場合は誤嚥を疑う1つの理由となります。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

こういったポイントを見るだけでも咳か排痰かの違いを見つけることが出来ます。

後は、普段の嚥下能力の確認ですね。

咽頭マイクなどで音の確認を行っておくとより細かな評価が可能となります。

咽頭残留物などがあれば音で呼吸音で確認が出来たりするので非常に便利ですね。

しかし、咽頭マイクとは言われても……。

頸部聴診?と言われても良くわからないですよね……。

そんな時に役立つ本がこちらです!

こういった情報が臨床にお役立ていただければ幸いです。それでは!

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