患者様に限らず【人の信頼を得るために大切な3つの意識】についてお話したいと思います。
それは、
- 約束を忘れない
- 約束の時間を守る
- 約束した内容を守る
上記の3つは外せない要素だと思います。この3つを意識して毎日患者様と接していただければ幸いです。
とはいえ、リハビリに限らず医療従事者の方はとっても忙しいです。
特に看護師さんは毎日の患者様の体の調子を見なければなりません。「発熱がないか」「血圧がおかしくないか」etc.
それだけでなく、特別な処置が必要な方の管理も任されています。点滴はどうか、外れていないか、患者様の分の点滴がきちんと確保されているか、薬の管理、ご飯が食べれない人のための流動食の準備などなど、それに加えて認知症の方の対応、その後片付け、オムツ交換が含まれます。
めちゃくちゃ多忙で、一番しんどいのが書類の管理ですね。薬1つでも書類管理されており、なかなか思い通りに仕事が出来ません。
そのため患者様との約束を忘れてしまったり、時間を守れなかったり、約束した内容が不十分でおろそかになってしまったりすることがあると思います。
患者様との約束をはたすために
- 正しくメモを取ること
- 患者様との会話を密にすること
が大事だと思います。
正しくメモを取ること
- 『メモを持ち歩く習慣』
- 『メモを書く習慣』
- 『メモを見直す習慣』
これらを習慣にする必要があります。
この習慣の身に着け方やメモの書き方おススメなどはまた別の機会におつたえしたいと思います。
患者様との会話を密にすること
たとえ認知症の方でも、感情の記憶は残りやすいといわれています。
『不快な対応をされた』と認識してしまうと、「この人は嫌だ!」となり最悪治療拒否になってしまいます。
そうなってしまわないように、「患者様との会話を密に取ること」が大事です。
支離滅裂で文脈が正しくなくても、何かの『要望』に関しては本人様に確認を取るのが良いのではないかと思います。
これは、患者様と交わした約束の内容を守るために「再度確認する」ことにもつながります。そうやって、「約束の密度を上げる」のは大事なことだと考えます。
まとめ
患者様との会話に振り回されてしまったとしても、その人を知り、何を大切にしているのかを感じ取れる機会になるのではないかと考えます。
空回りになっても、「その人は私に時間を割いてくれた」という気持ちは「信頼」につながるのではないかと思います。
そのために普段から患者様を【見て、話して、約束をして、守る、時間を作る】のが、「信頼」へと発展すると考えます。
すっごく大変なことだと思いますが、この気持ちを忘れず、患者様のため働いていければ良いなぁと思います。
これは何も患者様に限らず、『チーム医療』の根幹かと思います。
チームは信頼なしには成り立たない。
そのためには、チームメンバーを「見て」「話して」「約束を守り」「時間を作る」過程が重要だと思います。
たとえおろそかになったとしても、謝罪、そして反省を生かす姿勢も大事と思います。
それらも信頼へつながると考えます。
よりチームとしての発展を遂げ、頑張っていけたらいいなぁと思います。
その何かをつかむきっかけになれば幸いです。
それでは!
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