臨床メモ:ベッドを汚染させてしまう高齢者の対応方法

臨床メモ
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高齢者の方で自力でトイレへ行くのが難しい人は、オムツを履いて生活されています。

認知レベルの高い人は、出してしまった時しっかりと処理することが出来ますが、中には処理できずにそのまま放置してしまう人もいらっしゃいます。

結果、オムツの隙間から汚れが漏れてベッドを汚染させてしまう場合が少なくありません。

そういう人に対して開発されたのが「防水シーツ」です。

防水シーツの種類

ベッドを汚染から守るために開発された「防水シーツ」ですが、様々な種類があります。

  • シーツタイプ
  • 使い捨てタイプ

1つめが上記の絵のような「シーツタイプ」です。

大きな違いの一つは洗えて何度でも使いまわせることです。

ベッド汚染の機会が少ない人向けですね。

普通のシーツとほとんど違いがなく、物によっては防菌や防臭といった機能が備わっています。

2つめが「使い捨て」タイプです。主に「パッド」の形状になっております。

シーツの上に重ねて、汚染を軽減させます。

ベッド汚染を頻回に起こしてしまう人向けです。

汚れたらすぐに捨てられるのが特徴です。

使い捨てタイプのものには様々な用途もあります。

  1. 嘔吐しやすい人の頭部下に敷く
  2. ポータブルトイレの足元に敷く
  3. 体の一部を洗浄するためその部位の下に敷く

などがあります。

詳しく商品を知りたい人は「防水シーツ 使い捨て」「防水ケアパッド」「防水シート ワイド」などでGoogle検索すると見つけやすいです。

事例紹介:生活保護の人について

生活保護を受給されている人は、生活保護費とは別にオムツ代20600円まで支給されるとのことです。

福祉事業所によって「現物支給」か「現金支給」かは異なるとのことです。

ただ、原則「医師の診断」が必要で「常時パンツが必要な人」であることを書類に明記してもらう必要性があり手間といえば手間です。

が、これを実際に行ったという人にお会いすることが出来ました。

生活が破綻しており、介護サービスを併用しながら生活をされています。

とても困ったことにその方は金銭管理が出来ず、お金に関して全くわからない人でした。

加えて重度の失語があり会話が出来ず、やりとりに相当苦労しました。

もちろんトイレ動作も出来ず常時パンツをはいています。

そしてお金が支給されているにもかかわらず、お金に困っている人でした。

そのためなんとか「パンツ」だけは支給額から外れて現物で入手することが出来ました。

が、しかし、今度は「ベッドの汚染」が問題となりました。

なんと漏らしてしまったパンツをそのままベッドの上に置いてしまうのです。

対策

上記の対策通り「ケアパッド」などを用意してもらおうとしたのですが、どうやら「ケアパッド」ならびに「防水シーツ」は支給の対象外となり、使いたい場合は購入してもらわなければなりません。

そこに加えてお金のやりとりが制限されているため、購入出来ませんでした。

そこで大きめのオムツパッドで対応しようということになりました。

オムツパッドはケアパッドの小さい版になりますが、2枚並べるなどして面積を増やし、ガムテープで固定しました。

なかなかレアなケースですが、水回りの汚染で困った際は「ケアパッド」「防水シーツ」などを活用してみてはいかがでしょうか?

それにより、より良い生活へ繋げられたら幸いです。それでは!

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