新人ST向け:OTさんが行う摂食嚥下アプローチについて

新人ST向け
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この記事で分かる事

・摂食嚥下アプローチについて

・連携できる部分

・個人因子へのアプローチについて

今回参考にさせていただいた論文

1) 村仲 隼一郎,島田 浩輝,植田 友貴,水野 健,大石 實, 我が国における高齢者の摂食・嚥下障害に対する作業療法実践の文献研究, 作業療法 2020年 39巻 2号 pp.239-247

摂食嚥下アプローチについて

OTさんが行ってきた摂食嚥下アプローチについてお伝えします。

今まで行われてきたOTさんによる摂食嚥下アプローチの事例を分析したのが上記の論文です。

分析を行った結果、多かったアプローチ方法の3つが判明しました。

  1. 食物を用いた嚥下訓練
  2. ポジショニング
  3. 座位訓練

だったそうです!

OTさんも食物を用いた嚥下訓練を実施してくださるのは心強いですね!

食事はどうしても腕を使用するため「摂食」という面でも見ていただけると非常に嬉しいです。

また、食事中に腕を動かすことで首の位置がズレ、嚥下が不良となってしまうケースも存在します。

そのような時にOTさんと一緒に食事を見て、嚥下と言う視点でも意見をもらえると非常に助かりますね。

またポジショニングを見てもらえるのはとっても嬉しいですね。

ベットギャッジ角度の調整や、片麻痺患者様に対する安楽な車椅子姿勢の調整、そこから安全な嚥下に繋げてもらえるとすごくありがたいです。

同様に端坐位訓練にて体幹筋や抗重力筋のトレーニングを行ってもらえると自力での経口摂取獲得につながりやすかったりしますね。

特にポジショニングや座位訓練で連携を取っていくことで、ADLの向上に繋げやすいです。

OTさんはADLを見るのがとても得意な職種です。

特に「食事」は座位・ポジショニング・嚥下の3つの視点を持つ必要があり、全てOTさん任せというのは酷ですね。

そのため、「座位」「ポジショニング」と「嚥下」(高次脳)を連携してみていき、食事のADL向上……例えばFIMの点数が上がるように介入するといった方法が考えられます。

個人因子へのアプローチについて

食物を用いた嚥下訓練は活動へのアプローチであり、ポジショニングや座位は心身機能へのアプローチであると思います。

他のアプローチ方法の代表として「環境」がありますね。

例えば注意障害により、注意散漫となった患者様には「環境調整」にて対応する場合があります。

しかし、なかなか「個人因子」へのアプローチが行われにくいと論文で指摘がありました。

「個人因子」……その人なりの食生活や性格、心理面への配慮といったアプローチがあるようですね。

特に「認知症」による摂食拒否などは「安心感」といった心理面へのアプローチが役立つこともあります。

こういった視点も食事には大切なのでそういうアプローチも出来るようになると良いですね!

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

OTさんと連携出来る部分についてや、心理面へのアプローチの重要性についてお伝えしました。

是非臨床でもOTさんと連携してアプローチを進めてってもらえると嬉しいです!それでは!

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