新人ST向け:口腔体操の勧め方

新人ST向け
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病院や高齢者施設、デイケアなどで口腔体操は欠かさずされていると思います。

飲み込む力「嚥下能力」が落ちないよう行われる口腔体操ですが拒否をする高齢者の方がいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな口腔体操を拒否する利用者様についてどのように説得していくかのお話です。

この記事はこんな方向け
・介護士さん
・看護師さん
・新人のリハビリさん

拒否をする理由

恥ずかしい

デイケアなど10人~20人といった多くの高齢者が集まる場所では「人に見られてしまう」というのが問題です。

口腔体操というのは一般的には「出来て当たり前の動作」と思われがちです。

さらには「周りが出来ているのに自分だけが出来ない」と思ってしまうと億劫になってしまいますね。

そのため「自分はいい」「私は止めとく」となりがちになります。

必要性を感じない

毎食ムセていながら「ほとんど食事ではムセていない」と回答する人は結構います。

そのため”必要性を感じておられません”

食事でムセることは一般人でも起こりえることです。それなのに「ムセなんてない」と言い切る人は要注意ですね。

改善イメージがつかない

予防のために行う全ての事に共通しますが、今出来る能力を落とさないために行うので「これをすることで何かが出来るようになる」というものではありません。

『普段出来て当たり前のことを当たり前のようにする』ために維持する努力をイメージしにくい人はおられます。

そのため「これって必要なことなの?」と疑問に思い、無駄なことはしたくないという思考になりがちです。

対処法

第3者との相談

この場合「家族・ケアマネ・他職種」など第3者の力を借りるのが解決の近道です。

そのため「情報取集と共有」「口腔体操の必要性」「頻度」などの説明をしていく必要があります。

情報取集と共有

『いつもデイケア中の食事でムセています。普段の様子を聞かせてください。お茶を飲んでもらった時の様子や何もないのにムセたりしていませんか?』

という議題で質問し、普段の様子を関わる人に知ってもらうのは大切です。

そしてなぜ拒否をするのかを上記3つのうちのどれなのか、または他の理由があるのかなどの情報も共有していきます。

口腔体操の必要性

情報共有から、口腔体操の必要性を感じてもらい、家族やケアマネ、またはリハビリなどにも協力してもらい、必要性を本人様に伝えてもらいます。

「皆が言うから少しだけ」という気持ちになってもらえれば、少しずつ始めていける可能性が出てきます。

頻度

可能な限り毎食前にしてほしいですが、新しい習慣を作るのは難しいです。

まずはデイケアなどで習慣をつけてもらい、必要な人はそこから家でも出来るように家族と連携を取るというのもありだと思います。

そうして毎日出来る環境を少しずつ作っていきます。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

拒否をする高齢者の人は多く、なかなか関係性を作れない場合も多いですが、その人に寄り添いつつ、何かのためになれるとより良いですね!

参考になれば幸いです。それでは!

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