臨床メモ:口腔ケアの拒否に対する声かけの仕方3選

臨床メモ
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口腔ケアを拒否する人、多いですよね。

おじいちゃん
おじいちゃん

ええわ。
後でやっとく。

おばあちゃん
おばあちゃん

今しんどいし
止めといて。

口腔ケアは高齢者の生活を脅かす「誤嚥性肺炎」を防ぐためにとっても重要です

しかし、なかなか理解をしてくださらず、非協力的な人は多いです。

「別に歯が痛いわけでもない」本人達からすれば「特に困っていない」わけですから、そこに介入されても嫌ですよね。

とりわけ、口の中を見られるわけですから恥ずかしいわけです。拒否するのもうなづけます。

私も拒否する高齢者の方には困ってしまいます。

しつこく「歯磨きしましょう」と促していたら「うるさい!」と言われてしまい、関係性が悪化し、他のケア全てに非協力的となってしまって悪循環へと陥ったケースを経験したことがあります。

そうならないために必要な声かけの仕方はどのようなものがあるのでしょうか?

〇口の中がスッキリしますよ

〇歯が痛くならないように予防しましょう

〇ご飯を美味しく食べるために歯を磨きましょう

悪化の予防を主張する

最も一般的な声かけですね。

ポイントは「今は痛くないから安心ですが、放っておくと辛くなりますよ。」という意味を添えるのが大切です。

今の安心を脅かされることを防いでもらう意図があります

〇口の中がスッキリしますよ
 ⇒今は大丈夫ですが、これから口の中が気持ち悪くなるかもしれません。

〇歯が痛くならないように予防しましょう
 ⇒今は痛くないですが、これから痛くなるかもしれません。

〇ご飯を美味しく食べるために歯を磨きましょう
 ⇒今は痛くないですが、これから痛くてご飯が美味しく食べられないかもしれません。

2段構えにて、説得を試みてみます。

今がチャンスであることを主張する

これは「期間限定」というのに弱い人に対して行うテクニックになります。

ポイントは『今を逃せば損をする』という意味を添えるのが大切です。

今がチャンスであるということを知ってもらう意図があります

〇口の中がスッキリしますよ
 ⇒今ならすぐに終わらせることが出来ますけれども……?

〇歯が痛くならないように予防しましょう
 ⇒今でないと次は何時になるか分かりませんけれども……?

〇ご飯を美味しく食べるために歯を磨きましょう
 ⇒今なら用意があるのですぐに出来るんですけれども……?

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

促しやすい声かけに+α

〇悪化の予防を提案する

〇今がチャンスであることの主張

こういったポイントも踏まえて声かけするとより説得しやすくなるかもしれません。

少しでも臨床でお役に立てば何よりです。それでは!

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