新人ST向け:MTPSSEとは?-2-

新人ST向け
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前回の続きからです!

MTPSSEで行っていく機能訓練の具体的な適応はどんな感じなんだろう?

先生の動画内であったのが「AMSDでの評価」から主軸である”可動域拡大運動プログラム”と”レジスタンス運動プログラム”を選択します。

さらに、AMSDで評価0のほとんど可動性が認められない場合は他動的に動かすことなども視野に入れていきます。

AMSDからMTPSSEへの適応

AMSDで評価した口腔機能をMTPSSEにどう照らし合わせていけばいいのでしょうか?

  • AMSD評価で”0″……可動域拡大プログラムの他動運動
  • AMSD評価で”1″……可動域拡大プログラムの自動介助運動
  • AMSD評価で”2″……レジスタンス運動プログラムの抵抗運動
  • AMSD評価で”3″……レジスタンス運動プログラムの抵抗運動

といった関連が見られるようです。

AMSD評価で”0″となる場合ほとんど自力で動かせない状況ですので、セラピストが口腔器官を動かしながら可動性の拡大を図ります。

AMSD評価で”1″となるとわずかに動かすことが出来るためセラピストが口腔器官を介助しながら一緒に動かし可動性の拡大を図ります。

AMSD評価で”2″および”3″はレジスタンス運動プログラムにて「抵抗運動」を実施していきます。

とはいえこれはあくまで目安なので患者様の口腔機能を見ながら今必要な運動は何かを考えて行うのが適切であると思います。

全体的な構成イメージ

AMSDで評価→評価から訓練の適応を考える⇒訓練の構成を考える⇒訓練を行う

流れとしてはこのようになると思われます。

AMSDでの評価後、適応を考えて、さらには「訓練の構成」も考えていきます。

可動域拡大運動プログラムの構成

  1. ウォーミングアップ
  2. メイントレーニング
  3. クーリング(補助運動/顔面マッサージ)

レジスタンス運動プログラムの構成

  1. ウォーミングアップ
  2. メイントレーニング(補助運動)
  3. クーリング(補助運動/顔面マッサージ)

などがあります。

2つとも同じように見えますが、中身のメイントレーニングなどは全く違いますし、アプローチする筋によっても変わっていきます。

2つのメイントレーニングの対象となる筋肉

  1. 顔面筋
  2. 咀嚼筋
  3. 舌筋
  4. 舌骨上筋群
  5. 内喉頭筋(可動域拡大運動プログラムのみ)
  6. 呼吸筋
  7. その他(レジスタンス運動プログラムのみ:下顎の運動)

となります。

トレーニング例

下唇と上唇の可動域拡大トレーニング例が上記動画で示されています。

舌圧子を使ったトレーニングであり、「分離運動課題」としても優秀であるとも言われています。

方法は

  1. 舌圧子を歯で噛んでもらう
  2. 下唇と上唇で舌圧子を加える
  3. 上唇だけ舌圧子から離す
  4. 上唇を戻し今度は下唇を舌圧子から離す

この運動で両唇の可動性を上げていきます。

適宜鏡などを取り入れ、しっかりと動いていることを視覚的にも確認してもらうのも大切ですね。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

上記アプローチ例はほんの1例のようですし、もっともっと基礎を学んで臨床に活かしていきたいですね!

それでは!

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