食事介助時のスプーンテクニック

食事介助
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食事介助の際、スプーンの使い方はとても重要です。

スプーン1つで誤嚥するかしないかが決まり、誤嚥を繰り返してしまうと『誤嚥性肺炎』を発症してしまうリスクが跳ね上がります。

病院・在宅に限らず、食事介助の正しいスプーンテクニックを知ってほしいと思います。

食事介助をされている介護士の方
家で食事介助をしている家族の方
病院で食事介助を手伝っている方

テクニック

顔を上げすぎない

本人様の顔が上を向いている状態では汁物などがすぐに喉の奥へ入っていき、せき込む可能性があります。

また、飲み込むときは喉の筋肉が動くのですが、その動きが悪くなることが多いです。

上を向いてご飯を食べてもらうのではなく、どちらかというと顎を引くような姿勢が望ましいです。

そのため「介助者も座って食事介助をする」ことが望ましいです。

ベットサイドで食べてもらう場合も、立ったまま食事介助をしていると必然的に本人様の顔が上を向きやすくなってしまいます。本人様からしてみたら、ご飯は上からくるのですから。

それを回避するために介助者も座るのが一番いい方法となります。

顔の向きに注意する

ご飯が食べにくくなる病気の1つとして「脳卒中」というのがあります。

脳の病気です。

高血圧が続き、脳の血管が破裂したり、詰まったりすることで脳が損傷してしまう病気ですね。

他にも原因はありますが、この「脳卒中」という病気はかなり怖いことで有名です。

体の半分が動かなくなるのですから。

脳の損傷具合によっては首や口、喉の動きも悪くなります。

そのため、しっかり口や舌が動く方でご飯を食べる工夫が必要となってきます。

その結果、右を向いたり、左を向いたままの状態でご飯を食べるという方法が考案されています。

その際、スプーンの向き一つで、うっかり反対方向に顔を向けたまま食事介助をしてしまうとムセの原因になります。

認知症のある方でもスプーンで誘導して適切な方向に顔が向くよう介助する必要があるのです。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

スプーンの向きや介助者の位置1つで適切にご飯が食べられるかが決まってきます。

場合によっては適切な方向に顔を向けないことがあるかもしれません。

例えば下記のような時の場合を想定します。

介助者は本人様の右側に位置どり、介助者は右手で食事介助をしております。その場合、本人様は右向きとなります。

しかしもしも反対向き、本人様には左を向いた状態で食事をしてもらいたい場合は、介助者はこの位置にいては困ります。

そのため、介助者は本人様の左側から介助を行い、左手で食事介助をするのが望ましいです。

どうしても右側にしか位置できない場合は、介助者は右手を大回りにして少々強引に本人様を左向きとしてもらう必要がありますね。

どちらの向きの方が食べやすいのか、または完全に横になった状態で食べてもらった方が良いのか、検査をしていく必要があります。

その検査は「嚥下外来」などで行っている場合があるのでぜひ活用してみてください。

今後、ムセが少なくなり、より良い食事時間となるよう願っております。その参考となれば幸いです。それでは!

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