食事を棚に仕舞う患者様のお話

食事介助
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク
新人STさん
新人STさん

認知症の患者様。

お昼ご飯を残していて、下げようとすると怒られてしまう。

「後で食べる」と言ってこちらの話を聞いてくれない。

夏場は食べ物が腐りやすいからと何度も説明しているが、

「家では大丈夫やったから大丈夫」と聞く耳持たず。

それ以外にも棚に食事の残りを保存していて大変。

おかきじゃないんだから常温保存はダメって言っているけれども効果はなし。

これも勝手に持っていったら「泥棒」呼ばわり。

もしも腐ったものを口にして病状が悪化してしまったら大変だし怖い……。

先輩
先輩

めちゃくちゃ”あるある”ですねー。

SNSで見つけた対応策

食べ物を棚にしまう人は「今は冷蔵庫になおしときましょう。大丈夫、きちんと温めなおしますので。」と声かけしてみます。

Twitter

とはいえ、これで解決出来るのは「ある程度関係性を築けている」患者様であるように思います。

そうでなければ、結局

A様
A様

いらない!

食べたい時に食べたいし。

といった反応や、

B様
B様

わざわざ迷惑かけられないしねぇ。

(そちらの冷蔵庫に置かれたら取りに行けない。)

と返答されることが多いです。

まずはしっかりと「関係性」を築いていくところから始めていかなければ問題は解決しないかもしれません。

約束をしていく

ノートの活用

  • 頻回な訪問
  • 説明と同意と約束
  • ノートに書いて覚えてもらう

まずは失礼のないよう部屋に入らせてもらいます。

そして食事に関してどんどんお話を傾聴していきます。

基本的に病院食は常温保存が効かないことの説明をしますが、基本聞き入れてくれないという気持ちを持っておくと幾分こちらが楽です。

もし説明が功を奏し、残った食事を持ち出すことが出来れば「呼んでくれればすぐにお持ちします。」と約束をします。

そして、病棟全体と連携して、本当に呼び出しが掛かれば食事を出してもらえるよう整えます。

活用できるのは「ノート」です。

本人様に確認してもらう用のノートだけではなく、病棟と連携するためにもノートを用います。

例えば、病棟と連携を取ったとしても、話を聞きそびれた介護職さんが、患者様から食事の話を聞いた時に「知らない」となれば、患者様との信頼は崩れます。

そのため患者様の病室に、本人様宛とは別のノートを目に見えやすい形で残します。

連携が不完全でも対策を施すことで関係性悪化を防ぎます。

約束の種類

約束事をノートに記載することで、または記載してもらい、その約束を果たせば、少しずつでも関係性は良くなると思います。

例えば「また30分後にきますね。」といったノートを書いて見せたり、可能であれば本人に書いてもらうといった方法もあります。

関係性構築には、お話をすることと約束をして、約束を果たしてくれて嬉しいという感情が大切であると思います。

そこから、この人に頼めば安心だという認識を持ってもらえれば、食事の件だけではなく、様々なケアにも協力的になってもらえると思います。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

患者様との関係性は築くのがすごく大変ですし、一度崩れたらなかなか元に戻すことも大変です。

困った時にこれらの情報が何かのお役に立てば何よりです。それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました