STを続けて楽しかったことを思い出す
- 数年続けた場合は、楽しかった思い出を
- 数か月続けて苦い思い出しかなかった場合はSTを目指した頃の思い出を
STを続けている間、辛いこともあったと思いますが、「楽しい」と思える瞬間が全くなかったと言えないのでは、と思います。
その「楽しい瞬間」がどの時だったのかを思いだしてみてください。

私の場合は「ほとんど発語のない寝たきりのおばあちゃんがゼリーを1口食べて『美味しい』と答えてくれた時ですね。」
私は「嚥下」分野でもっと頑張りたいと思っています。
なので「嚥下に対して消極的な施設or病院」では私と相性が悪いかもしれません。相性が悪い場合は次の就職先を探します。
ここが良いと決めた就職先の、面接時での志望動機に伝える内容を考える際
- 「楽しい」ことを思い出し、自分の「これが好き」だったり「やってみたい」を引き出す
- どう好きなのかを深め、これから何をしていきたいのかを考える
- その就職先だから出来ること、就職先で自分は何が出来るのかを言葉にする
と良いのではと思います。
「楽しい」と思える瞬間が全くないと言えるとしたら例えば研修期間中の場合でしょうか。
STとして研修中に「これは何か違う」と思って辞める覚悟を決めた人ですね。
それで、STから完全に辞める人ではなく、違う職場へ行こうとする場合の志望動機が少し気になってしまいます。

数か月で辞めちゃった……。
次の就活中にそこを聞かれたらどうしよう。
なぜ辞めてしまったのかをしっかり伝えらればわかってくださると思います。
病院の特徴を知る
HPから得られる情報
- Drの先生
- 診療科情報
- リハビリ科スタッフ数
Drの先生の名前や、先生によって特異な疾患がわかります。
論文などを出している有名な先生がいらっしゃるところは、もしかしたら結構勉強出来るかもしれません。
加えて診療科情報はどういった疾患を取り扱っていることが多いかなどを知ることが出来ます。
認知症に強い場合は「認知症外来」があり、認知症に詳しい先生も来院されるかもしれません。
お近づきになりたい場合は要チェックですね。
また、リハビリスタッフなどが何人いるのか、どういった役職の人がいて、どういった認定資格を持っているのかなどを知る事も出来たりします。
病院見学で分かること
- 設備
- 職場の雰囲気
- 年齢層
設備で気になるところがあれば、それは病院の強みとなり、自分自身が使いこなす事で、ひいては病院の利益となることを伝えるのも志望動機として効果的ですね。
例えば、訪問リハビリ施設では「SLTA」やその他スクリーニングの検査キットがない場合があります。が、置いてある施設もあります。
SLTAを使いこなせる場合は強みとなりますね。
質のいい検査から質のいいリハビリを行えれば、自身の強みを生かせる職場となり、志望動機として繋がると思います。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
ありきたりですが、自分の経験を言葉にして、楽しい思い出話をする機会を面接の志望動機として絡めれば、かなり人事の人の心を掴めるのではと思います。
これらの情報が、少しでも志望動機に悩む人のお役に立てれば何よりです。それでは!
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