臨床メモ:楽しい訓練のために

臨床メモ
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●自分自身が楽しむこと

●前向きな思考

●楽しいと思える未来の共有

自分自身が楽しむこと

この訓練、うまくいくかなぁ?

この訓練は難しいかもしれない

きちんと説明出来るだろうか?

訓練内容を理解してもらえるだろうか?

訓練に詰まってしまって患者様が困るのではないだろうか?

訓練を拒否されて、嫌われないだろうか?

訓練に不安はつきものです。

もしも貴方がこのような不安をお持ちでしたら、ご安心ください。

大丈夫、きっとうまくいきます。

なぜなら、このタイトルを見てクリックしたのですから。

楽しい訓練が出来るようになれば良いなぁと「楽しい訓練」を常に貴方が求めているからです。

大丈夫です。

きっと出来るようになります。

少しでも患者様のことを思う気持ちが残っているなら、大丈夫なのです。

だからと言って「楽しい訓練」は一朝一夕で身につくものではございません。

ではどのようにしたら「楽しい訓練」は身につくのでしょうか?

小児訓練を経験して

小児訓練をされているセラピストの皆様には、尊敬しかありません。

子どもはとても難しい。

そう思う理由の1つに、子どもはすごく察しが良いと思っています。

彼ら彼女らは、セラピストが全力で楽しんで訓練を行っていないことなどお見通しです。

全く発語のない子どもでも「楽しんでいない」「楽しくない」は伝わります

(個人的には「全く発語がない子ども」の方が感付くのが得意な気がします。)

なので私たち自身も訓練を楽しむことが「楽しい訓練」を提供するための近道だと思います。

自分だけが楽しい訓練が良いの?

お金をもらっていて、その人の訓練をするわけだから、その人のためになる訓練が必要。

自分だけが楽しい訓練は不要である。

そうお考えになる方は、思慮深い人であると思います。

そしてとてもお優しい方です。

当然、患者様のための訓練ですから、患者様の気持ちを汲む訓練が一番です。

それでいて楽しい訓練をするのが難しいですよね。

なので、私がおススメするのは患者様とセラピストの共に「出来る訓練」からスタートすることだと思います。

出来るところから訓練をしてみる

患者様にとって出来る訓練をしても意味がない。

出来ないことを出来るようにするからこその訓練だ。

ですが、私がこれを実践している理由は3つあります。

  1. 患者様自身が「これなら出来る」と思える訓練を提供し、その通り出来ることを認識してもらう
    (表現として「準備体操をしましょう!」と声かけしたりします。)
    (言語の訓練でもそのような言葉を用います。)
  2. 出来る訓練を提供して出来ることを確認出来れば、セラピストも安心する
  3. そこから徐々に難易度を難しくしていくことで「どこから難しくなるのか」をお互いに認識出来る

分かる事、認識する事、これらが出来ればひとまず「安心する事」が出来ると思います。

安心感は「楽しい訓練」を提供するという困難に立ち向かうための原動力の1つだと思います。

「楽しい訓練」は一朝一夕で身につくものではございません。

「次」が来るのです。

その「次」のために訓練の練習や訓練提示の仕方、声かけの方法と工夫するポイントはたくさんあります。

そこで、「次」のために出来ることを身に付けましょう。

前向きな思考

今「楽しい訓練」が出来なくても、きっと「次」があります。

楽観視しすぎもいけませんが、消極的になりすぎても、患者様にとってよくありません。

「次頑張ろう」くらいの『前向き思考』は大切であると思います。

前向きな思考を得るために

  • 出来る事
  • 分かる事
  • 安心できる事

の認識が楽しい訓練にとって大切だと思います。

楽しいと思える未来の共有

前向き思考の延長線上には「楽しいと思える未来」が待っていると思います。

その1つに「目標達成後の未来について」があります。

出来ないことが出来るようになってどうしたいか。

例えば……。

今はまだ難しいかもしれないが、訓練を続けることで、歯ごたえのあるものを食べれるかもしれません。

今一番食べたいものは何ですか?

などが代表ですね。

とはいえかなり病識などお持ちの患者様でないと尋ねるのが難しいかもしれません。

なのでこの3つ目の「楽しいと思える未来の共有」はかなり大変ですね。

ですが、少しでもこのアプローチが増えることで患者様も前向きになりやすく、元々前向きな患者様には相乗効果が期待出来るため、無理のない範囲で聞いていけると良いですね!

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

「楽しい訓練」は一朝一夕で身につくものではございません。(3度目)

なので今不十分でもきっと大丈夫です。

次、うまくなるように研鑽しましょう!

それでも不安な人はたくさん情報を仕入れて勉強していきましょう。

訓練の提示方法や、訓練の考え方などを理解することで少しでもスムーズに訓練が行えるようになれば自身が付き、楽しい訓練を提供できるようになっていけると思います。

そこで、おススメの本のご紹介です!

こちらは失語のおススメ本

臨床で詰まりやすいポイントなど分かりやすく、動画や音声で学べて、症例紹介もあるためとても分かりやすいです!

嚥下のおススメ本は

嚥下の評価の考え方や5期モデルについて、そして5期モデルに沿った訓練の立案など新人STさんにとってもわかりやすい内容だと思います!

そして何よりも「頸部聴診法」にご興味のある方は是非とも読んで欲しい1冊だと思います!

今日は2ページ読むなどして少しずつでも知識を付けて、よりよい、そして楽しい訓練が提供できるようになると良いですね!それでは!

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