新人ST向け:リハビリ依存の理由

新人ST向け
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後輩
後輩

看護師さんの代わりにトイレ誘導をしたら、気に入ってもらえたようだけど、なんだか依存的で。

出来るのに”私にしてもらおう”としている気がします。

先輩
先輩

急性期ではあまり見ないけれど、回復期や生活期の病院や施設などでよくみられるよね。

どういった理由でリハビリに依存されやすいかお伝えしますね!

先輩
先輩

大きく分けて

  • 本人様の問題
  • リハビリを提供する側の問題

です!

本人様の問題

元々の性格

本人様の性格が元々依存的な人で、介護や家の用事を家族に任せっぱなしだった人などがあります。

そういった情報は家族様から聴取することが多いですね。

また、なぜそんな性格になってしまったのか理由があり、話が聞ける場合もあります。

自尊心の低下

初めはリハビリに協力的でしたが、高すぎる目標や障害受容の問題が起こり「自分は何をやってもみんなの迷惑になってしまうんだ」という気持ちに支配されてしまうことがあります。

そうなってしまっては自分で何かを使用とする気力が湧きません。

リハビリを提供する側の問題

セラピストの性格

患者様に依存されやすいセラピストの性格として「優しい方」という印象が強いですね。

  • 自分より他人を優先してしまう人
  • 頼みごとに「ノー」と言いにくい人
  • 返事に対してすぐ応答してしまう人

色々あると思いますが、そういう人が、患者様のために行おうとすると依存されやすくなります。

特に多いのが少し慣れてきた新人さんです。

患者様が入院生活を難なく過ごせるようにと、リハビリ以上のことをしてあげている傾向にあります。

加えて訓練説明や目標説明が不十分だと「そんな事出来たところで家にすぐ帰れるわけではない、貴方にしてもらう方が丁寧で安心できる」と言われてしまいます。

そして依存へと繋がる恐れがあります。

リハビリという性質

看護師さんや介護士さんは1日患者様に付きっ切りですが、リハビリは1対1で行うことが多いです。

特にSTは個室で行うため、気密性が高く、込み入った話に展開することがしばしばあります。

そういった話やすい場面から仲良くなるのは良いですが、依存へと移行する場合もあります。

なのでリハビリという性質上、長時間2人きりになりやすかったり、他人には言いづらい事が言いやすくなる環境から、依存に繋がる恐れがあります。

対策

声のかけ方を工夫する

元々の性格へ働きかけることは難しいですが「自尊心の低下」による依存であればある程度声かけや環境調整にて対策をとることが出来ると考えます。

例えば、自尊心の低下を防ぐために「完結」へ誘導するテクニックがあります。

”本人様が少し頑張ったら出来る”レベルの課題をクリア出来た時に絶賛し、周りの人(看護師さんや介護士さん)にも褒めてもらうよう声かけするといった方法です。

前向きなコメントを続けて、”本人が出来るレベル”を意識してもらい、これなら出来るという気持ちを積み重ねてもらうのがポイントとなります。

”本人様が少し頑張ったら出来る”レベルの課題を見つけるのが大変ですが、効果は期待できます。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

依存するタイプの患者様はもともとの性格からくるものもあるので、なかなか大変ですが、時間が許す間で良いので向き合い、自立へ進めていくための環境づくりを多職種と共同して考えてもらえればと思います。

それでは!

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