新人ST向け:記憶障害に関するお話

新人ST向け
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後輩
後輩

記憶障害の方との接し方が難しい。

リハビリの必要性などを説明しているのに覚えてくれていないし、リハビリをしようとすると拒否をするし。

先輩
先輩

確かに。

でもそういう時は初心にかえるのが肝心だね。

記憶障害の患者様で確認したいこと

様々な記憶や認知、知能の検査結果を確認しますか?

  • HDS-R?
  • MMSE?
  • Moca-j?
  • コース立方体組み合わせテスト?
  • RCPM?
  • 三宅式記銘力検査?
  • ベントン視覚記銘検査?

それとももっと大きな検査をしていきますか?

  • ウェクスラー記憶検査?
  • リバーミード行動記憶検査?
  • WAIS-Ⅳ?

■一番初めに確認する最も重要なポイント

  1. 「物忘れで困っている」自覚の有無

様々な検査があり混乱しがちですが、一番初めの検査を行う前に確認するのが「物忘れで困っていること」です。

記憶障害が軽度~中等度であれば自覚があり、具体的にどういった時に困っているといった症状を伝えてくれたりします。

そして重症になればなるほど不安などによる問題行動が目立ってきます。最重度になれば、自覚が薄れ人との関わりを絶ち、拒絶やBPSDへ発展していくことがあります。

そうなることで介護負担が増え、日常生活が送れなくなってしまいますね。

そのため、「物忘れの自覚」を確認することが大切です。

  • 物忘れがひどくなってきたのか?
  • 物忘れによって困っているか?
  • 日常生活が送れているか?

こういった確認を行うことが大事だと思います。

様々なサービスを活用して、介護者が親身に介護をしてくれる場合、記憶障害があっても困ることなく日常生活を送ることが出来ます。

そんな場合は「記憶障害」へのアプローチはしなくてもよかったりします。

プチ症例

「物忘れの自覚」がなくても、介護する家族様などが何かに困っている場合があります。

例えば、デイサービスへ行く前に「今日はデイの日じゃない」と本人様が訴えて準備が滞る可能性があります。

そういった問題が「見当識の記憶」によって起こっていると判断したら、カレンダーに印をつける習慣を作ってもらったり、デイサービスの日と書いてもらったり、日めくりカレンダーを用意して一緒にめくるといった動作を提案させてもらう時があります。

こういった関わりで記憶障害による困り事を1つずつ解決していき、日常生活が良くなるように整えていくこともあります。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

記憶障害の方に対して検査をあれこれ考えることも大切ですが、本人様や介護をする方々の困り事に対しても対応していくことも大切です。

普段の臨床にお役立ていただけると幸いです。それでは!

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