臨床メモ:生活に必要な認知機能とは?

臨床メモ
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この人自宅へ帰れるかなぁ?

自宅に帰って、生活をおくるにはどんな認知機能が必要なんだろうか?

日常生活を送る上で必要な3つのこと

日常生活を送る上で必要なことはたくさんあるでしょうが、これは外せないなぁと思った3つの事柄について考えてみます。

  • 内服管理
  • 食事とトイレ
  • 病識

1つずつ見ていきましょう。

内服管理

毎日たくさんのお薬を飲んでいる高齢者の方は内服管理が大切です。

「うっかり飲み忘れた」なんていうのは避けたいですね。

それで「薬を忘れない」工夫の1つに【お薬カレンダー】というものがあります。

100均一で購入できます。

壁にかけられるように工夫されており、目に見えやすいです。

このお薬カレンダーを適切に使うための「認知機能」それはやはり【記憶力】でしょう。

そして「薬は大事な物だ」「これは飲み込まなければならないものだ」という認識が必要です。

お薬を袋から取り出してお薬カレンダーに収納するのは訪問の看護師さんや薬剤師さんが行ってくれたりしますが、記憶力等の認識がズレていると、せっかくお薬カレンダーを使っていても効果が薄いです。

「薬」を「薬」として理解する言語能力と毎食飲むことを忘れない「記憶力」が必要です。

その面は入院中でも確認出来るので難しくありません。

自分から薬を飲もうとされなかったり

おばあちゃん
おばあちゃん

「今日は薬ないの?」

といった発語があるのかどうか、チェックです。

食事とトイレ

生活をする上でというよりも、生きていく上で必要な事柄になりますね。

食事の用意、トイレまでの移動といったことも大切ですが、それらを介助する介護士さんがいらっしゃいます。

洗濯・部屋の清掃などもお手伝いしてくださいますが、そういった「人」を認識できているのか?といったポイントが大切です。

「介護士」や「お手伝いさん」といった認識が薄いと勝手に家の中に入ってきた不審者という認識になりかねません。

こういうポイントも入院中に確認できますね。

病院では「看護師」さんや「介護士」さんとの会話が必要不可欠です。

特に「看護師」さんは点滴など侵襲的なケアがたくさんあります。他にも「オムツの処理」などのケアも行ってくださいます。

そういった点でいくら説明しても理解してもらえず、ケアに非協力的な人は在宅生活が難しい可能性があります。(性格上の問題もありますが、認知の問題が主であるという前提でお話しています。)

そのため「人」に関するの記憶力言語能力が必要です。

おじいちゃん
おじいちゃん

この前お会いしましたっけ?

あはは

へぇ、リハビリの〇〇さんって言うのね。

よろしくお願いします。

といったレベルの人でしたら、記憶力があいまいでも言語能力は比較的高いと思われるので、自宅への帰宅が望めるかもしれません。

病識の有無

こちらも大切な指標です。

病気や怪我を受傷した記憶が抜けている人は、痛みがあったとしても認めない場合があります。

病識の欠如が考えられる場合は、ケアに協力的とはなりにくく【記憶能力】も期待出来ません。

言語能力が高い場合は

おじいちゃん
おじいちゃん

「全然そんなこと覚えてない!」

といった反論が見えたりします。

「障害受容」といった事柄にもつながり、もしかしたら障害受容が出来て在宅復帰が望めるかもしれませんが、BPSDなどの問題へ発展してしまうと、在宅復帰は難しいかもしれません。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

なかなか、在宅復帰するための認知能力ってなんだ?となりますが、在宅へ復帰するためには家族様や介護者の協力と本人様の記憶力や言語能力が大切であると思います。

患者様の記憶力や言語能力<理解・表出>がどの程度あるのか、入院生活のちょっとした中で見ていけるようになると良いですね!それでは!

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