そもそもキャリアアップとは?
・より高い資格・能力を身につけること。
・経歴を高めること。
「キャリアアップを目指して転職する」
コトバンク: https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-243322; 2021年8月23日 確認
という意味なのだそうです。
ST(言語聴覚士)に当てはまめると……。
と、なると思います。
キャリアアップの目的
- 能力の向上
- 経歴を高める
- 給与の向上
能力や知識を深める目的で、①だけではなく②の方法も有効と判断します。
加えて経歴を高める目的で、②だけではなく①の方法も有効であると思われます。
では3つめの「給与の向上」に関してはどうでしょうか……?
認定言語聴覚士と給与
2021年現在では、残念ながら認定言語聴覚士を取得してもお給料に反映されることはまずありえません。
全く不可能ではないでしょうが……
- 上司と相談
- 役職者にかけあってもらう
- 自分と認定資格の有用性を伝えて
- 病院や施設にどれだけ貢献できるかの説明
- 加えてどれだけの収益を得られるかのプランおよび計画を話して
- 納得してもらい
- 実施させてもらい
- ある程度の成績を収める
それで初めて、お給料アップが見込めるかもしれません。
認定言語聴覚士は転職に有利?
転職に有利かというとあまりそうでもありません。
例えば……認定言語聴覚士は5種類あります。
- 摂食嚥下障害領域
- 失語・高次能機能障害領域
- 言語発達障害領域
- 聴覚障害領域
- 成人発声発語障害領域
そこの病院や施設で「聴覚領域」を扱っていなければ、聴覚障害領域の認定言語聴覚士資格を持っていても有効とは言えないでしょう。
しかし、向上心や勉学へ励む努力は認めてもらえると思います。
人事の人が誰かを選ばなければならないという場面で、経験年数や面接での印象、共に働きたいと思う気持ちが皆同じくらいであれば、資格の有無は強みになると思います。
給与のアップには②しかない
①にある資格取得や能力の向上につながる事柄ではすぐに給与へ反映されることはまずありません。
給与は②の経歴を高めるために行う方法が関係します。
定年が65歳から70歳へ引き上げの状態である以上、役職は継続し、なかなか上の役職へ就くというのは難しい状況にあると思われます。
で、あるなら次の手段が「転職」となります。
- 今ある人間関係を(ほぼ)リセットし
- 環境が変わることの辛さを克服し
- 新しい場所でうまく立ち回る術で生き抜く
上記の3つ程を成功させることで安心した給与アップが見込めます。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
STのキャリアアップの道は大変険しいですが、それは他も同じでしょうか……。
転職なども視野に入れ、より自分に合ったキャリアアップを目指せると良いですね!それでは!!
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