
初めての利用者様のお宅へ訪問するの緊張する!
失礼のないようにしなきゃ……。
しっかりと評価して……リハビリしなきゃ!
でもどうしたらいいのかな?
訪問前にチェックすべきこと
情報収集
- (契約をした人やケアマネさん)から第一印象を聞く
- 診療情報の確認
- サマリーの確認
利用者様の第一印象
- 家での生活が送れているか
- キーパーソン様の性格
- 介護力や住宅環境
- 訪問リハの意欲
- 利用者様の性格
などなど、第一印象から色々と察することが出来ます。
診療情報の確認
主治医から送られてくる「診療情報」
これで主病名や既往歴を確認出来ます。
主病名がわかれば、その人がどのような困り事があるかを想像することが出来ます。
例えば「アルツハイマー型認知症」で、あれば
- 食事・整容・更衣・トイレ・移動といった家族様の介護負担量増加
- 認知機能の低下
- BPSD
などが上げられますね。
他に、診療情報から内服状況などを把握することも出来るのでそこから副作用を調べることが出来ます。
サマリーの確認
入院に至った経緯を把握したり、入院中の状況を把握し、注意点などを知ることが出来ます。
視力や聴力などの確認も出来ますが、何より数少ない医療情報を手に入れることが出来るかもしれません。特に「血液検査データ」などが手に入ると心強いですね。
上記の情報を得て、実際にお会いし、情報の照らし合わせとなります。
実際にお会いして前情報と照らし合わせ
- キーパーソン様の介護負担量
- キーパーソン様の希望
- 本人様の自宅生活
- 本人様の希望
- 環境整備
特に「自宅生活」についての把握が訪問リハビリならではとなります。
自宅生活状況
自宅生活としてまず把握しておきたい内容は
- 食事
- トイレ
- 内服管理
- 移動手段
- 言語(心理面)
- 緊急時の対処法
が上げられます。
もちろん、整容や更衣なども大切ですが、初日に把握しておきたい内容として上げさせていただきました。
移動手段
屋内での移動手段と屋外での移動手段の方法を知ります。
その場合運動面の評価は大切です。
起き上がり、座位、歩行、車椅子や杖、その他補助具の有無を見ていく必要があります。
言語(心理面)
コミュニケーションが取れるかどうかの有無と、本人様の心理面に注目します。
リハビリを必要としているのか、病状は理解されているのか、どのような性格をお持ちなのかの情報をすり合わせます。
緊急時の対処法
利用者様の自宅生活を安全に続けてもらうにあたり、この部分は欠かせません。
緊急時の対応をキーパーソン様が可能かどうか、キーパーソン様が緊急時の場合はどうするのかについて確認をはじめの方に行っておくと良いと思われます。
家に帰ることがかなりリスクの高い人……例えば独居の人は特に必要となりますね。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
初回の訪問は自身も緊張してしまいますが、こちらが緊張してしまいすぎると、利用者様や家族様は不安に思われます。
しっかりと準備して、頼れるリハビリスタッフとなれると良いですね!それでは!
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